簡単!生理不順改善がピルで出来る!?避妊だけじゃない低用量ピル

避妊効果以外の低用量ピルの効果を知る
女性が悩んでいることも多い生理不順。そんな時に頼りになるのが、低用量ピルだということを知っていますか。

よく耳にする「ピル」。これは、低用量ピルを指していることがほとんどです。

「ピル」と聞くと、避妊を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。確かに、低用量ピルにも避妊効果はあります。

しかし、それだけでなく生理不順改善などのさまざまな効果を持っているのです。

低用量ピルが持つ働きとは

エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが含まれている、経口避妊薬です。

毎日なるべく決まった時間に服用をすることで、排卵と子宮内膜の増殖を抑える働きをもっています。

この働きから、女性が自ら月経と妊娠をコントロールできる安全な方法の1つとして知られています。

さまざまな効果について、低用量ピルがどう作用しているのか見ていきましょう。

生理不順改善

ホルモンバランスが乱れることで、生理周期が変わってしまう生理不順。低用量ピルの服用を毎日続けることで、血中にある女性ホルモン量を保つことができます。

低用量ピルの正しい飲み方に基づいて服用することで、生理周期をコントロールすることができます。

服用を続けている間は生理が無く、服用中止もしくは偽薬を飲んで1~3日後に生理が起こります。この効果によって、生理不順の改善につながるのです。

生理痛軽減

生理周期が整って驚いている女性
生理痛の原因となるのは、受精卵の着床が起きなかった子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンというホルモンです。

生理時に子宮の収縮を起こす働きをするのですが、ホルモンバランスの乱れによってエストロゲンが多く分泌され、子宮内膜が増殖しすぎるとプロスタグランジンも過剰に分泌されてしまいます。

すると、子宮の収縮が必要以上に起こるので酷い生理痛を引き起こしてしまうのです。

低用量ピルを飲むことで、体内のホルモン量は安定して子宮内膜の増殖も抑えられる為、生理痛の軽減につながります。結果として、経血量の減少にもなります

婦人系のがん予防

低用量ピルに含まれるエストロゲンのおかげで、過剰に分泌される心配が無くなるのでエストロゲンの過剰分泌が原因の1つとなる子宮体がんの発生率を低下させることが可能なのです。

また排卵を抑える働きがあり、卵巣がんの予防にもつながります。それは、卵巣が休めることと排卵時に起こる卵巣の損傷が減るので、卵巣機能を保つことになるのです。

こうした働きによって子宮体がんや卵巣がんの発生率を軽減させることに低用量ピルが効果を発揮します。

避妊効果

低用量ピルを毎日決まった時間に飲むことで、体内のエストロゲンとプロゲステロンの量を一定に保つことが出来ます。

これは、妊娠時のホルモン量に似ているので、排卵を抑制したり精子が子宮内へ侵入するのを阻害する働きが起こるようになるのです。

このため、高い避妊効果を得るためにはなるべく決まった時間に低用量ピルを飲むことが重要になります。

※※緊急時の使い方※※

毎日飲むことで避妊ができるなら、緊急時に低容量ピルでも対応できるのか気になりますよね。本来の利用方法ではありませんが、代用法ならあることを知っておきましょう。

緊急用のピル(アフターピル)には、レボノルゲストレルという成分が多く含まれています。

日本で多く利用されているトリキュラーで説明します。3色(赤褐色・黄色・白色)あるうちの黄色が一番レボノルゲストレルを多く含んでいる錠剤です。

それをセックスから72時間が経つ前に4錠、それから12時間後にさらに4錠飲みます

これは、アフターピルのノルレボ法をならって有効成分の量を調整していて、複数の錠剤を飲まなければいけないのでヤッペ法の服用時間間隔を利用する方法です。

あくまで代用法なので、避妊したい場合には低容量ピルを常用するかアフターピルを備えておくかしましょう。

月経前症候群(PMS)改善

PMSは、女性ホルモンのバランスが乱れることでさまざまな症状が起こります。

そのカギをなる女性ホルモンは低用量ピルに含まれているので、それを飲むことで生理前のイライラやニキビなどの肌荒れ、倦怠感などを軽減させることができます。

生理予定日の移動・調整

低用量ピルには、服用することで生理が起こるのを抑制・服用をやめることで生理が始まるよう働く効果があります。

【生理日を早めたい時】

調整したい生理予定日の1サイクル前の5日目(仮に28日周期で次の生理予定日が10月28日だったら、10月5日)から低用量ピルを飲み始めます。

そのため当月ではなくて、ひと月以上前からピルを服用する必要があります。

そして、2週間のピル服用期間を終えて2~3日が経つと生理が始まります。(10月5日+14日+2~3日後=10月21日か22日)このように服用することで、生理予定日を1週間早めることができます。

【生理を遅らせたい時】

この場合は、遅らせたい生理予定日の5日前から低用量ピルの服用を始めます。そして、生理を起こしたくない期間はピルを飲み続ける必要があります。

その期間が終わると同時に、ピルの服用をやめれば2~3日後に生理が始まります

途中で飲み忘れることなどがあると、たとえ1日でも生理が起きてしまう可能性があるので、注意が必要です。

低用量ピルは女性の身体を守ってくれる

低用量ピルは女性の味方になってくれる
低用量ピルには、これほどまでにいろいろな効果が期待できます。これらのどれもが、女性にとっては嬉しい効果を持っていて、女性の身体を守ってくれるのです。

毎日決まった時間に飲むだけで、生理不順改善や生理痛軽減・婦人系のがん予防などが出来るのであれば今の悩みを無理に我慢したくないものです。

我慢をしてしまえば、より症状を悪化させてしまう場合もあるので生活習慣を見直したり、低用量ピルを生活に取り入れて改善しましょう。

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